まさか、あの声優がランクイン!?歌唱力の高い声優ランキング発表!

どうも
歌唱力が高い声優ランキング
なんてものは存在しないランキングです。

たしかに歌が上手い声優さんもいますが、
声優の本業は演技です。

この記事では
声優に歌唱力を求める滑稽さを
解説していきたいと思います。

CD音源はエンジニア力で歌唱力が決まる

声優個々の歌唱力の優劣は
確かに存在します。

ですが、
どんな歌が上手い声優も
CD音源ではかなり修正されており
原型をとどめておりません。

実際に声優の歌の
レコーディングや編集が
どの様に行われているか
解説します。

レコーディング

ボーカルを修正するソフトウェアで
Auto-tuneMelodyneといったものが存在し
主に音程直しに使用されます。

音程を直す際に一定以上のズレを修正する場合は
“修正した感"がでてしまうため
レコーディング時に±2~3音のずれに
抑える必要があります。

ですので、このズレに収まらない
テイクは取り直しとなります。

取り直す場合は
4小節単位とかではなく
歌詞1文字単位で取り直すこともあります。

音程以外にも取り直す場合も存在します。
それは楽曲のニュアンスに
合わない歌唱をした時です。

明るい歌なのに暗い感じで歌ったとか
そのまた逆だったり
その曲の雰囲気にあわない部分があれば
撮り直しとなります。

あとは歌唱間違えとかですね。

そんなこんなの繰り返しで
まともなテイクを3~4つ
確保します。

編集作業

編集作業は先ほど紹介した
Auto-tuneMelodyneを使用します。

auto-tuneの特徴として
修正幅は少ないが(1音程度)
かなり自然に修正できるのに対し

melodyneauto-tuneより不自然だが
修正幅はauto-tuneより広いので
声優さんに対してはMelodyne
使われることが多いです。

編集作業としては
リズム修正と音程修整をしつつ
リップノイズなど消したりします。

この修正は
歌詞一文字単位で行われます。

また、この時に
ビブラートを付加したり、
逆に消したりや
しゃくりを再現したり等
歌唱技法を表現したり
伸ばす部分の長さを変えたりと
かなり自由自在にいじれます。

こんなこと言ってる人がいましたが、

音程やリズム以上の表現を
編集では修整することができます。

そう、歌唱力は
エンジニアの手により作られているのです。

余談ですが、
日本語もままならない外人が
日本語の歌を華麗に
歌っていいる事があると思いますが、

あれば外人の歌唱データの母音と
赤の他人のに日本人が歌った子音を
組み合わせ作っています。
もはや本人の魂すらそこにはありません。

ライブは被せ音源あり

口パクはかなり減りましたが、
いまは収録音源を一定の割合被せる
“被せ"が一般的になっています。

エンジニアがせっせと修正したボーカルを
ライブ中に小~中音量で流して
上手く歌っているように見せかけているわけです。

ただし
歌唱力で売っている声優や
プロデューサーに謎のこだわりが
ある場合はマジの生歌であることが多いです。

生で歌ってる人は賞賛に値しますが、
被せを利用している声優には
歌唱力なんてものはいらないですよね。

余談ですが、生演奏を謳っているのに
あてふりしている演奏家もいます。

修正は万能ではない

歌唱力は
エンジニアの手により作られているのです。

といったものの
修正は万能ではありません。

ボーカルにも最低限必要なものがあります。
それはマイクに音を乗せるための

  • 声量
  • 肺活量

が必要です。

また前述した通り
±2~3音以上音がずれれば
修正した感がでるので
少なくとも±2~3音以内のずれに抑える
技術が必要です。
まあ4音も5音も外す人なんていませんが

またウィスパーボイスなどの
発声に関係するスキルは
必要でしょう。

ボイストレーニングで
発声トレーニングが集中的に
行われる理由はここにあります。

声優は発声ができるため修正すれば音源になる

声優はマイクに向かって演技する仕事です。
ですので発声は最低限出来ています。

が、最近増えてきたのは
アイドル売りするために
見た目採用した新人声優です。

名前は出しませんが、
最近新人声優で「歌が下手」と
叩かれまくってる人がいますね。

ああいうのが典型例でしょう。

ここで叩くべきは
本人ではなく、
見た目採用した事務所です。
本人には非はありません。

事務所がレッスンしているのであれば
2~3年で化けるケースもありますが、
レッスン受けさせてない事務所も
ザラです。
そういう素振りが見える事務所であれば
どんなに容姿が優れていても
金を落とすのはやめましょう。

最後に

声優に歌唱力を
求めるのは
編集技術の向上や
ライブでの被せ利用が横行している
現代では無意味な価値観です。

ただ単に歌が上手い人に
心が惹かれた、感動したと思うのは
とても素晴らしいこととはおもいます。

ですが
歌唱の優劣で声優を評価するのは
本末転倒です。
考えを改めましょう。


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