DTMでのファイル管理、ストレージの話

2018年1月29日

どうも。

今日はDTMでのファイル管理やストレージの話をします。

 

ちょっと厳しいことを先に伝えておきます。

この記事で出てくる単語でわからないものがあったらDTM始める前にPCについて学んだほうがいいです。

 

windowsなら最低限でもアプリの保存場所とかわからないとかパーティションってなに?って人はdtmでなくてもpcをつかってクリエイティブなことをやろうとするといろいろ大変かと思います。

 

ストレージ、パーティションの話

 

システムディスク

 

まずはじめにストレージについてですが

システムディスクはSSDがよいです。

 

CPUとかメモリをワンランク上げるよりもまずシステムが遅いと話になりません。

ちなみにSSDは容量が大きいほど読み書き速度が上がりますので最低でも256GB以上にしましょう。

アプリのインストール場所についてはデフォルトでいいと思いますが、さらなる安定性を求めるなら別でSSD買ってそっちに入れましょう。

 

データディスク

 

データに関してはHDDのがよいかも?

あくまでこれは良いかもって話です。

 

まず二大DAWの話をします(これ以外使ってないので各々検証してください)

 

Protools 10まで(HD/無印含む。11以降は未確認)

 

HDDのが良いです。

 

PTは波形編集で波形を切った際に新しいファイルをプロジェクトフォルダに生成します。

SSDでは読み書きの回数制限があります(通常利用では気にならない程度です)

が、波形編集する方はわかる通り1プロジェクト数千回くらい波形切ったりすることもあります。

読みもそうですが書き込みの回数がPTだと異常に多くなるのでHDDがいいです。回転数は5400以上ならなんでもいいかと思います。

 

cubsae

 

どちらでもいいです。

 

cubaseは波形編集の際にプロジェクトに「Gt.01の〇秒から〇まで切ったからそこんとこよろしく」的なデータをメモリに一時保存し、保存した時にドライブに書き込まれます。

回数はそんなに保存しないので好きなほうを選んでください。回転数も5400以上なら問いません。

 

他のdaw

 

人は波形を切って見てプロジェクトフォルダーを確認してみましょう。

 

増えてたらHDDで、変わらなかったらどっちでも良いという判断基準でいいと思います。

 

ちなみにSSDはどれが良いとかはあまりありませんが(僕の初代SSD(adata)が現役でピンピンしてるので蓄積がないので割愛)

HDDはWD赤か黒(少なくとも青緑以外)かHGSTが良いと思います。

 

回転数5400ならWD赤

回転数7200ならHGSTかWD黒

って選び方でいいと思います。

ちなみに私はWD赤です。

 

余談ですがHDDによって音が変わるとかいうオカルトもありますがそういうの一切置いといて信頼性の面でのみ選んでいます。ちなみにSSDのが音がいいらしいです。らしい。

 

パーティションについて

 

Protoolsの場合は256GB以下じゃないとしょっちゅう怒られます。

cubaseは何も言ってきませんので何でもいいと思います。

 

ファイル管理について

 

私の場合はプロジェクトフォルダーを

D:\project files\20○○年

に保存してます。

 

プロジェクト名は日付を8桁表示+曲名とかクライアント名にしてます。

例20180129_inoue_M1

例20171209_tottemosafari

 

ファイル名は昔は半角が推奨されていましたが、いまは正直全角でも問題ないです

商業の方は半角のが嫌われないかと思います

 

 

cubaseでのプロジェクトの作り方

 

 

立ち上げると上記の画面が出てくると思います。

既定の場所を指定に保存したい場所

プロジェクトフォルダ-にプロジェクトフォルダーに付けたい名前

を指定します。これだけです。

 

また人に(同じDAWの人に)データを送るときには

このフォルダーごと送りましょう。

プロジェクトファイルだけで送ってはいけません。(cubaseなら.cpr,Ptなら.ptfや.ptx)

これをやってしまうとオーディオファイルが再生できないなどの不具合等が発生します。

 

基本的なことですが、知らない人が多いです。

どのDAWでもプロジェクトフォルダーとプロジェクトファイルの組み合わせがあると思います。

知らなかったって人はこれから気をつけてくださいね。