日本語の性質から考えるコール・mix論 その1「汚いコール」
どうも
最近はしたないコールが流行っていますが、なんで流行っているのか日本語の性質をもって考察しようと思います。
なんで「まんげ」なのか
イェッ!まんげエターナル!ってあるじゃないですか、これが何で「ちんげ」ではなく「まんげ」なのか考察しました。
ちんげの「ち」について
「ち」という文字を発音してみてください。
響きがおもむろに「舌打ち」と同じなんです。
我々は舌打ちをされて心地よく感じる人はいないと思います。
ここから潜在的に「ちんげ」ではなく「まんげ」を選択したのかと思います。
まんげの「ま」について
「ま」という文字を発音してみると
まるで包み込まれているような女性的な響きがします。
先ほどの「ち」とちがって威嚇どころか何もかも受け入れて包み込もうという姿勢を感じます。
赤ん坊はお母さんのことを「ママ」とか「マンマ」と潜在的に呼ぶと思いますが、母親の包み込むイメージと「ま」という文字がもつ魔力を本能的に紐づけているのでしょう。
エターナルという言葉
エターナルという言葉は「永遠」という意味があります。
まんげエターナルは「ま」という文字の女性的な包容力に永遠に包まれたいという願いから生まれたものかと推測できます。
「南條愛乃のうんこ」の魅力
南條愛乃のうんこという汚いコールがあると思いますが、
「不思議とと言いたくなる」
「一周回って面白い」
等の高評価を得ています。
なぜこれが高評価なのかを考察します。
何で南條愛乃なの?
何で南條愛乃なのか。他の名前が7文字の声優じゃだめなのか?
試しに「山崎エリイのうんこ」とか「上坂すみれのうんこ」と言ってみてください。
なんとなく違和感があると思います。
というのも日本語は原則として
1音に1文字という決まりがあります。
伯方の塩のCMソングを思い出してください
1音に1文字なのがわかると思います。
しかし例外があります。
- い
- う
- ん
- あ
- え
- お
上記を後半に含める文字は1音に2文字発音できます。
例えば
「会いたい」ですが、
「あい」で1音「たい」で1音で発音できると思います。
また
「高揚感」
「こう」「よう」「かん」
と3音で発音すると思います。
「あ」「え」「お」は少ないですが
「よぉ」「ねぇ」「なぁ」など感動詞的なときは1音のことが多いです。
で複数文字を1音で発音することで得られる最大のメリットとしてグルーブ感が生まれることです。
洋楽と比べて邦楽がつまらないといわれるのもこの1音で発音できる文字数の制限といわれたりしてます。
南條愛乃のうんこに戻ると
「なん」「じょう」「よ」「し」「の」「の」「うん」「こ」
と他の声優より明らかに1音に詰め込める文字数が多いです。
これによって生まれるグルーブ感によって南條愛乃は天性といっていいほどコール向きの名前であるといえます。
また、「うんち」じゃなく「うんこ」というのもミソでまんげの時に言った「ち」だと舌打ちされた時の不快感が生まれるから「こ」になったのかと思います。
上記の理由から山崎エリイとか上坂すみれじゃ役不足なことがわかります。
さいごに
mixを打つときに1音に文字数をつめるように発音すると人に感動を与えられるmixを得てるようになるかもしれないんで
発音と文字数を意識してmixを打ってみましょう。
この記事を投稿するにあたり以下の書物を参考にしたよ
日本語はなぜ美しいのか (集英社新書)