【2023年】価格帯別!あなたにオススメなオーディオインターフェース

DTM、音響、音楽関連

どうも。

前回は2020年にかいたっぽいので3年サボってました。

これからは毎年書くつもりです。なので読んでください。

オーディオインターフェースとは?

オーディオインターフェースとはPCスマホタブレットなどに音声を取り込んだり、音声を再生したりする魔法の箱です。

プロ用のマイクはい+48ファンタム電源が必要だったり、端子がXLRキャノン端子であることが必要だったりするのですが、一般的なPCスマホタブレットにはそんな端子や電源は搭載されておらず、外付けのハードウェアでそのような端子を増設するイメージです。

USBタイプのマイクなどもありますが、スタジオなどの高品質な音声を扱う場面ではUSBマイクは仕様されず、各メーカーもスタジオ向けにそのような製品を出していません。

真に高音質を目指すのであればオーディオインターフェースが必要になります。

音質が良くなる?

PCにもマイク端子イヤホン端子などがあると思いますが、一般PCユーザーは音質をこだわらないため、低品質なものが搭載されています。

また、PC本体からのノイズが乗りやすく、音楽制作に向いているとは言えません。

しかしオーディオインターフェースは音質をこだわる前提の機器ですので、最低限のノイズを回避する設計が行われていたり、オーディオ用の部品が使用されています。

そのため少なくともPC直の音よりは入出力ともに音質が良いです。

オンラインミーティングや配信でも利用できる

オンライン配信やミーティングなどで音が良い人と悪い人がいたりすると思います。

彼らがどのような機材を使用しているかどうかは知りませんが、安価の物でもオーディオインターフェースや専用のマイクを用意するだけで最底辺は回避できます。

ちなみに人気ユーチューバーのゆゆうたさんはRMEのオーディオインターフェースneumannのマイクを使用しているみたいですね。

選び方とスペックのみかた

選び方の優先順位は以下の通りです

  1. 入出力の数
  2. +48vファンタム電源
  3. 見た目

順番に解説しましょう

入出力の数

この記事を見てる人でそんな人はいないとは思いますが、例えばドラムをマルチチャンネルで録音したい!!!って人がマイク入力2chのものを選んだら死にます。
ゆゆうたみたいにキーボードとマイクの音を配信したい!!!!ってひとが入力マイク1chのみのもの選ぶと死にます。
つまり自分が入力したい数に合わせて選びましょう。

ドラムをとるなら最低限キックスネアハイハットタムタムタムトップトップでマイク8chはほしいよなとか
ゆゆうた憧れ系ならキーボード(ライン入力)2chとマイク1chはほしいよなとか

そういった具合です。

補足

TRSフォーン端子を刺す入力をライン入力と呼びます。キーボードなどの音声に取り込む際はライン入力があるオーディオインターフェースが必要です。

同じ端子ですが、ギターやベースは通常のライン入力に入力することはできません。
弦楽器を入力する場合はHi-Z機能があるものを選びましょう(ほとんどのオーディオインターフェースについているため気にしなくてよいです。)

選ぶ時の注意

インターフェースのパッケージやHPの目に付く部分には「総入力数」が書いてあることがほとんどです。
例えば10in10outのオーディオインターフェースに実際にマイクが差せる本数が2本だったりします。

必ず「仕様」項目を見てマイクが差せる本数、ライン入力の本数を確認しましょう。
また、マイク2chライン2chと書いてあっても同時に使用できないこともあります。
総入力数と照らし合わせて確認しましょう。

+48vファンタム電源

高感度高音質のコンデンサーマイクを使用する場合は+48vのファンタム電源に対応したインターフェースである必要がありますが、変なものを選ばなきゃ最近のは大体ついています。

見た目

もしかしたら一番重要かもしれません。見た目が良ければテンション上がって気分よく作業できます。

その他ポイント

音質

音質の良しあしとかは気にしなくていいです。同じ価格帯はほとんど同じようなものです。
また、同一メーカーの同一ブランドは(例えばsteinberg ur12とur22)はch数が違うだけで音質は変わりません。(厳密には違うけど気にしたら負けです。)
〇bit〇Hzとかも気にしなくていいです。最近の物はほとんど24bit192kHz以上あります。

ループバック

ループバック機能という、PCで出力する音声を内部でループバックし仮想的な入力として扱う機能があるものがあります。必要な人は必要かもしれませんが、OBSで配信する場合はデスクトップ音声をループバックできると思うのであまり必要ないかも。(DAWの音声とかを配信したいって人はあった方が良いかもしれません。)

レイテンシー

安すぎるオーディオインターフェースは遅延が大きく生楽器の録音に向いていない可能性があります。気にする人は詳しい人とか楽器店とか僕に相談してください。

接続方法

ほとんどの場合はUSB接続できるので気にするポイントではないと思いますが、たまに汎用性皆無のバケモン端子が出てきます。一応確認しましょう。

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steinbergかRMEじゃないかな

どうしてそうなった?

って思った方が多数だと思います。2020年版みた人はとくに。

まあその、使ったことないオーディオインターフェースをアフィリエイトで売りつけるの違くね?とかなったわけでは無く、いろんなものことに基づいて選定しました。

steinbergが良い理由

実は日本メーカー

まず、sterberg君はドイツメーカーと見せかけて親会社YAMAHAの超絶日本メーカーです。サポートとか日本語ペラペラで対応が良いです。ヤマハの(下請けの)サポートセンターが対応してくれます。

といってもヤマハのインターフェースは機能が少ないので本当にサポートが必要となる場面は初期不良とか壊れたとかくらいでしょう。

国産部品をふんだんに使用

しかし、こいつは国産の部品もかなり使ってるし耐久性も悪くないです。(電解コンデンサはnichiconのfine goldとかAD/DAはAKM,ボリュームはalpsなど)

プッシュスイッチ連打するのが趣味とかでなければ普通に10年ぐらい使えるのではないでしょうか。

安定性

yamahaのオーディオインターフェース機能がついてる機器(配信者御用達ミキサーのAG03とかシンセイサイザーのmotifとか)に内蔵している制御用チップは全機種同じもの(または同等品)が乗ってるらしく、安定性が高い。全ユーザーがデバッガーになるわけなので。

音質

ちなみにオーディオインターフェースの音質は同じ価格帯の物なら大差ないのでpresonusとかrolandとかがいいとかはないです。ローランドは一時期日本で死ぬほど売れてたので安定性良いかもしれませんが、中見たことないので耐久性とかはわからないです。

スマホ

最近の機種ならスマホでも使える。一応買う前にCCモードに対応してるか確認してね。昔のは対応してなかったきがする。

補足

ドライバーレスでUSB接続しただけで使える機能をCCモードって言います。対応してるとスマホiphoneタブレットで使えます。

付属ソフト

初心者にはうれしいcubase AI付きですね。cubaseってDAWはユーザーが死ぬほど多いので困ったらググってだいたい解決できます。トラック数足りねえってなったらAIを元手にアプデすれば安くproなりartistが買えます。

僕はプロの音楽家なので(大嘘)proを使ってますが、大体の人はartistで事足りると思います。アーティストへのアプデは通常時3万、セールで1.7万くらいだった気がします。

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RMEが良い理由

僕が長年使ってて特に問題が出てないからです。
あと無駄にブランド力があるのでイキれます。音質は良いらしいけど悪いって言ってる人もいます。ぶっちゃけどちらでも良いです。他社の同値段隊のと聞き比べましたがぶっちゃけ差がわからんかった。多分steinbergとブラインドテストしてもわからんと思う。うんちもれそう。

何が言いたいかというと安定性があって、音質の評価も(賛否あるが)良く、製造終了しているのにメーカーが一生ソフトウェアアップデートしてくれています。僕はもう一生オーディオインターフェースは買い替えないと思います。

他のメーカー

他に使ったことがあるメーカーの感想を書いていきます。
音質(を気にしない)派なので音質のことは書きません。たぶん。

tascam

悪くないけど、体感耐久性が低い。マルチチャンネルタイプだと特定のチャンネルだけSNが悪くなったりとかなったりする。あの個体だけかもしれませんが。

E-MU

コスパ最強

さすがに10年以上ドライバー更新されてないので使うのやめた。またオーディオインターフェースやってくんないかな。

focusrite

scarlettとsapphireは一定時間使ってる音が途切れたりした。

今検証用でscarlettつかってるけどこれは安定している感じある。

古い世代のDSPはGUIが古臭いけど使いやすくいろいろやれてよかった。今のGUIはモダンだけど機能減って泣いてるよ僕は。 アクセス方法が変わっただけでやれることに大差ないことに気づいた。(けど前の方が自由だった)
ただ機種によってはループバック非対応なのでちゃんと説明見て選びましょう。

motu

機種によっていろいろあるがaudio express、お前はダメだ。
USB/hybrid世代は痒い所に手が届かないちょっと残念な子
AVBはまあそういった不満はなくなったけどGUIがわかりづらい。

なんにせよwindowsでは安定性が高くない。今日あげたメーカーの中では一番良い印象がない。

SSL

メルカリヤフオクで完全ジャンク品をよく見かけるけど、発売時期からの期間考えると不安。
androidの上位機種だとスマホでもバスパワー駆動できる。iPhoneは、、、

audient

電源周りの設計が悪いっぽくてこちらもジャンクが多く見受けられる。上位機種はデジタル制御のボリュームとかつかっててガリ乗らないのが良いと思う。下位機種は可変抵抗なのでうん。

sound devices

ドライバーレスでもしっかり安定動作するので好印象。純粋に値段が高いけど。

まとめ

貧民はsteinberg
金持ちはRME

DTM、音響、音楽関連