【家虎】ライブ・コンサートにおける厄介行為について考える
どうも。
家虎、mix規制の波が地下アイドル現場にも押し寄せてきている今日この頃、改めてライブ・コンサートにおける厄介行為について考えていきたいと思います。
というのも、皆さんはIDOLY PRIDEというコンテンツをご存じでしょうか。
アイドリープライドはアニメ、ソーシャルゲーム、そしてライブ活動と幅広く活動しているアイドルアニメコンテンツであり、現在ZEPPツアーを実施しています。
そんななか、知り合いのオタクが「オルスタでmix打ち放題だし、挙句の果てにリフトまでできた」と、リアルアイドル顔負けの自由なレギュレーションであったと報告していたのだ。
私はその文言にあまりにも感動し、Zepp HANEDAで行われるイベントへ参加を決意するも、TLでは賛否が分かれていました。
そういういわゆる厄介行為を行うオタクからは絶賛、嫌いなオタクからはお気持ち表明と二分されていました。
お互いがお互いの気持ちを尊重することができず、このままではレギュが、どう転ぶかわかりません。
それは厄介オタクももお気持ちオタクもお互い不利益になる可能性があります。
そのためこの記事では、どこからが厄介行為であるのか解説し、両勢力が多少は譲り合ってみんな笑顔で終われるライブを目指していきたいと思います。
ライブ・コンサートにおける厄介行為とは
近年の声優ライブでは、厄介=家虎のような風潮がありますが、これは明確に違います。
厄介というのはあなたの心が生み出している幻影です。
例えば俺の中にいる厄介とは、デブなのに座席指定のコンサートに参加するアホンダラや、オルスタの中央かつ後方あたりで地蔵しているバカのことを指します。あと臭かったり汚かったりオルスタなのに足元に荷物おいてたり。
何が言いたいかというと、厄介とは共通認識ではなく、個人個人が各々本人が苦手としている人種・行動に対して代名詞です。
つまり、家虎を厄介だと思う人もいれば思わない人もいる、UQグルグルを厄介だともう人もいれば思わない人もいる、逆に静かにライブやコンサートを見ているだけなのに厄介行為になってしまう可能性もあるのです。
冷静に考えてください。キャパシティー2000人のライブハウスには2000人違う環境で育った、性別も年も言語も何もかも違う人が集まっているのです。全員が全員同じような楽しみ方ができるわけがありません。
ですので、厄介というのはあくまで第三者から見た評価だということを理解しましょう。
多様化がすすむ現代、大人になれない僕ら
多様化が叫ばれる現代、自分と違う考えのやつを認めていくことが重要だと意識高い系が叫んでいますが、わたくしのようなアラサーキモオタクはいまだにコンサートでデブと連番すると腹が立つし、地蔵が邪魔な位置でつったってると殴ろうかと思っていまします。
30にもなって自制が聞かないだめな人間の典型例です。
よくよく思い返せば、学生の時からみんな違うってわかっていた。授業中に絶叫しだすやつは俺一人だったし、急に悲しい気持ちになって涙が止まらなくなるような奴は俺以外にいなかった。
これは極端な例かもしれないが、我々キモオタクは成長段階で他人との違いをいやいや見せつけられてきたのに、ライブの楽しみ方が違うぐらいでTLで学級委員会を開くなんて、小学校からやっていることが大差ないじゃないか。いい加減大人になるべきだと我ながらつくづく思う。
カレーが好きシチューが好き刺身が好き
巨乳が好き貧乳が好き
NTRが好きSMが好き即尺が好き
いろんな隙があるんだからライブハウスのフロアのど真ん中で地蔵しているのが好きとか、デブだけどコンサートが好きだとかゆるしてやるべきなんだろうと思う。
逆に家虎を許せとは言わん。せめて「げんきだねぇ」って流せるぐらいにはなってほしい。
厄介かどうかを自己判定する方法
で、全国民厄介時代の現代。
自分はまっとうな観客だとおもっていてももしかしたら厄介認定される可能性があることが分かったと思いますが、ここで自分が厄介かどうか自己判定する方法をお教えします。
音質派厄介認定したオタクたちの確認方法
太ってませんか?やせてください。
それは置いておいて、他人を厄介だと思ったら自分もシャドウ厄介になっていないか確認してください。自分を客観視し、じつは他のオタクの邪魔になっているんじゃないだろうかとか、他人の評価をする前に自分の評価をしてください。
一般的に厄介行為と呼ばれるような行動をを行っているオタクたちの改善方法
心の底から楽しめる行動はそれがたとえLouderの家虎であっても厄介行為ではないです。が、それはガキの頃にしたピンポンダッシュとなにが違いますか?小学2年の時にしたスカートめくり、扉に黒板消しトラップセット、上履き隠し、お前の席ねーから、そんな行動の時に得られた感情と違いますか?
おそらくLouderで家虎をやっているやつらはピンポンダッシュです。ライブハウス、コンサートホールをでたときにやったことがある厄介行為と同じような感情で行っていると思います。
自分の行動が厄介かどうか判断する方法は一つです。
その行動にトキメキを感じていますか?
惰性でやっているとか、BPMと尺があるからといって曲の雰囲気も考えずコールをしていませんか?なんとなくmixたコールや家虎をやっていませんか?
トキメキをもってやっている行為は他人がなんと言おうとそれはあなたの楽しみ方です。
しかしトキメキ無しに行っている行為は厄介行為と判断するのが良いでしょう。
近藤麻理恵っていう片付けコンサルタントがいるんですが、この人の整理整頓方法は"トキメキ"を持てるなら取っておく、トキメキがないなら捨てるといったトキメキ主義者なんですが、この整理整頓はオタクのコールも役立ちます。トキメキがない行動は厄介として切り捨てていけば地蔵オタクとも共存できると私は考えています。
おわりに
我々いわゆる厄介オタクを苦手としている方でここまで読んでくださった方、まずはありがとうございます。
デブは悪いことですが地蔵は悪いとは思いません。私も地蔵してライブを見ることは結構好きです。ただただステージをみつめ思考を巡らせる楽しさをわからんオタクはそれこそアホマヌケです。出演者は日によってパフォーマンスや表情が違いますし、何より定期的に通っている現場ならステージを集中してみることによって成長を感じられ感動することもあります。
ただ両刀である私からのお願いは、沸きオタクのスペースからは離れてあげてほしいなというところです。
集中して沸いてたらぶつかったとか気づかないことだってあります。これはマジです。電車でぶつかったぶつかってないとか口論しているやつ見たことありませんか?あれはマジでぶつかったことに気づいてないからけんかしているんですよ。ああいうの見てしょうもねええって思える人ならもう少し周りを見てお互いに楽しめるようひ配慮しませんか。
厄介オタクへ
声優現場での厄介行為は身を滅ぼします。情緒や雰囲気を考えずにコールやmixを入れることは彼ら静かに見たい派がツイッターででかい口たたくための燃料にしかなりません。
まずはトキメキを感じるかどうか判断する。これが大事です。そして、高まりの先にある条件反射で出るような歓声やMIX(大文字)は厄介行為ではありません。MIXは厄介行為だけどね。(哲学)
まずは何でもかんでもコールをするのはやめて、自分なりの美学を持ちましょう。