[相談]「予算5~6万でマイクとオーディオインターフェースを買いたい」回答

DTM、音響、音楽関連,質問に回答

どうも。
知り合いから
「予算5~6万でマイクとオーディオインターフェースを買いたい」
と相談を受けましたので
この予算で買える
マイクとオーディオI/Fの
組み合わせを紹介します。

選定基準

マイクは
3~4万からプロユーズの物がありますが、
オーディオI/Fはそもそもプロユーズの物は
Protoolsで使用するHDI/O、MTRXなど
特殊な規格に対応したオーディオI/Fであり、
まあこの予算では無理です。

宅禄向けのハイクオリティのものを選ぶにしても
この値段帯だと限られてくるので
マイクに予算を振って考えたいと思います。

パターン1,C214+SSL2

Mic:AKG社 C214 3.6万
I/F:SOLID STATE LOGIC社 SSL2 2.6万
合計6.2万

ちょっと飛び出ましたが、
AKG社のC214は
予算がないスタジオやラジオ局や
宅禄ボーカリストユーザーに使用されており、
実績と音質においてコスパがよいマイクです。

SSL2は最大手の
レコーディングコンソールメーカー。
そのSSL入門機としての機材です。
この価格帯のI/Fマイクプリでは
ダントツの音の良さであり、
商業ベースの案件でも
ギリギリ提出できるクオリティになるでしょう。

この組み合わせは
信頼度の高いメーカーの組み合わせになっており、
“無難"な組み合わせです。

パターン2,Mini k87+UR12

Mic:Roswell Pro Audio:Mini k87 5.7万
I/F:Steinberg UR12 1万
合計 6.7万

7千円ほど予算がオーバーしましたが、
このマイクがヤバいので紹介させてください!

Roswell Pro Audioは
耳なじみのないメーカーですが、
アメリカ北カリフォルニアのメーカーで、
ここのトップのマット・マクグリン氏は
世界最大のメイクデータベースサイト
Recording Hacks.comの運営でおり、
マイクに関する知識はもちろん、
部品やその選定知識がずば抜けており、
その知識を生かして
コストパフォーマンスに優れたマイクを
製造販売しています。

このmini k87は名前の通り
NEUMANNのU87のサウンドを
イメージしており、
現行の87aiではなく
U87やU87iを目指したサウンドになっており、
プロのエンジニアからも高評価を得ています。

U87はレコーディングはもちろん
ナレーションやアフレコにもよくつかわれる
マイクであり、
Youtuberなど"喋る"ひとにもお勧めできるマイクです。

Steinberg UR12は
最低限の機能を備えたオーディオI/Fです。
この価格帯はどれかっても音質の差異は
あまりないです。
が、オーディオI/Fには
Cubase AIという作曲やレコーディングができる
ソフトウェアが同梱しています。
Cubaseはシェアが高いソフトウェアなため
わからないことはネットで調べれば
大体出てきます。
このソフトがついて10000円は
非常にコスパが優れているといえます。

パターン3,Mini k47+AG03

Mic:Roswell Pro Audio:Mini k47 4.1万
I/F:YAMAHA AG03 1.6万
合計 5.7万

やっと予算内の提案ができて
安堵しております。

mini k47はさっき熱弁したメーカーの
NEUMANN U47をベースに作られた
モデルで、
過去の名曲でしぬほど使われた名器に
似た特性のものが4~5マンで買えるのは
熱いです。
(現行U47は90万ぐらい。ビンテージは軽く3桁万)

音はもちろん素晴らしく、
どちらかというと
ボーカルやギターアンプに向いてる音です。

特性がとてもすばらしく、
あとでエフェクト処理しなくても
使いやすい音で撮れるのも特徴的です。

YAMAHA AG03は
日本メーカーなのでサポートが安心!
またシェアが高いのでトラブルシューティングも
ネットを見て簡単にできるしさらに
CubaseAIも付属!

操作も簡単で
最近人気な機種です!

まとめ

マイクは
Roswellの普及価格帯のもが
最高にコスパがいいです。

また現在の国内代理店は
サポートが充実しており
並行輸入品も修理受付しているので
わりと安心です。

インターフェースも
低価格帯は
YAMAHAかSteinbergを選べば
CubaseAIついてくるから
ソフトを別に買わなくてよくていいので
コスパがいいです。

またSteinbergは
YAMAHAの傘下の会社だから
国内でのサポートがしっかりしています。

この辺を選べば間違えないでしょう!