オタクをやめたので高尾山を登ってきた
\( 'ω’)/ヘーイ
オタクを卒業したので、この三連休クッソ暇でした。
なんか気が向いたので高尾山を登りました
経緯
どうして山を登りたくなったのか。
三連休0日目
つまり先週末の金曜日、知り合いのオタクが温泉旅行に行っていた。
僕は旅行とか全く興味ないですが、「オタクやめたし普段やらないことをやるぞ!!!!!!温泉でも行くか!!!!」となった。
三連休1日目
そういやヤマノススメってちゃんと見たことないな、アース・スターのオタク失格やんけとなりてヤマノススメ Next Summit を視聴する
よくわからんけど、過去回の総集編だったらしくて4期とはいえすんなり楽しめた。
そこで「俺、普段絶対登山とかしないし高尾山登るか!!!!!!」
となった。お前結局オタクやめてもオタクやんけとかは禁止です。
問題は交通費でしたが、京王線だと新宿から片道388円と、ライブハウスに入場するよりやすいやんけ!!!!となり10/10に登ってきました。
登り
登山に対する前知識0だったが、
「ハイヒールで高尾山を登ろうとするバカがいる」
という話を昔聞いたことがあり、ハイヒールでも登ろうと思える程度の山ってワケねと鼻でハイヒール女を笑いつつ案内板を見た
ハイヒール女どもはロープウェイに課金して途中から1号路に合流して酒飲みながら登るんやろうなぁ、、、とおもいつつ稲荷山コースはなんかきつそうなこと書いてあるし、中級者むけっぽい6号路やろうなぁと6号路に決定した。
~中腹
入口っぽいところについた
道は舗装こそされていないが、歩くための道みたいのは用意されていた。
まあ進むにつれて細くなったり、急になったりして「これがヤマノススメ」と絶叫しつつあるいた。
この6号路は川沿いのルートってのもあり、川の流れる音を感じつつ(音質派なので)山をすすんだ。
山のところどころに、こういった看板が立っており、ふつうに面白かった。
この程度の情報はネットで無限に拾えるとはいえ、興味を持たないと知る余地もないため、かなり楽しめた。
歩き続けて思ったのは、道が細く、川への高さがあり、普通に滑りやすいため、下手したら死ぬと。
そういう緊張感のなかで自然に囲まれて一歩一歩滑らないように進むのは、一見すると苦だが、意義を見いだせたし、生を感じた。
また、すれ違う人々はみな「こんにちは」と声をかけてきた。
これは驚いた。
僕は「すみません」と言っていたが、2人連続で「こんにちは」と言われたので、山ではそういうしきたりだということが分かった。それに従った。
たしかに、すみませんとかなんやねん、迷惑かけてるわけでもないのにこんな消極的なことばつかってられるかとなった。
どういう経緯があって「こんにちは」となったのかは不明だが、とてもいい文化だと思った。少なくともスタンダードmixよりはいい文化です。
中腹~
山も中腹にさしかかると、道が消えた
写真で伝わるか不明だが、
さっきまで並走していた川の流れがゆるやかになったのをいいことに、この川を上っていけという感じだった。
僕は靴を一種類しかもってなく(貧民なので靴買えない)、翌日はこの靴で出社する予定だったので、できるだけ石の上を移動してぬれずに済んだ。
が、普通に考えて石の上は滑るのでマネしない方がいい。今生きてるのが不思議。
終盤
終盤がきつかった。
階段が現れ、死との隣り合わせから解放された。
が、この階段が何よりも体力を奪っていった。
緊張感消えたってわけじゃないけど、足元への集中から解かれたこともあり、僕のCPUリソースが疲労を感じることに使われて普通に辛かった。
この階段は優しいことに段数がかいてあった、383段も登らされたのか、俺。
この階段を超えたら舗装された道に入ったのでshoutの「C3PO R2D2 DTKC どんぐりたけし」って絶叫する時くらいのクライマックス感を味わえました。
山頂
達成感とやらを感じれました。
すげえ楽しかった。
頂上にはいろんな人種がおり、キリスト教信者が讃美歌的なのを歌ってたり、子連れがいたりカップルがいたり外国人がいたり、登ってきた道の人口密度とは日にならないぐらい人がいた。
こいつらハイヒール女ルートできたやろとか思いつつもそんなことを感じさせないぐらい清々しい気持ちになれた
山頂からの風景は陽射しが強くてカメラ越しじゃないとしっかりと認識できなかった。
下り
行きの383段に体力を持っていかれたこともあり、帰りはハイヒール女1号路をひたすら下った。ロープウェイは乗ってない。
ハイヒール女ルートは完全に舗装されており、団体客が多く、登りほどの感動はなかった。
が、終盤は純粋に暗すぎて死ぬかと思った。街灯もないし
これが山の出口。暗すぎて蔵になった。
総評
高尾山は初心者向けの山として有名らしいですが、(登りは)かなり満足できる体験でした。
体力つけてハイヒール女ルートを通らず登りたいなとなった。
山にまったく興味がないアラサーキモオタク俺ですら自然をかなり満喫できたので、軽いノリでオタクは山を登るべき。
具体的に何が楽しかったかっていうと言語化できないのがつらいところ。
子供向けゲーム攻略本特有の「自分の目で確かめてくれ!」って感じでしょうか。
後悔ポイント
- 専用の靴はあった方がいい
- 汗拭きタオルは必須
- 明るいうちに登って降りるべき
って感じです。山を登りたいなって初心者はこの辺注意するといいとおもいます。
あとは専門サイトとか事前チェックとかした方がいいとおもいます。ハイヒール女ルートですらハイヒールで登るのは困難だとおもいます。
あとはヤマノススメのオタクが山登ってるので知り合いにヤマノススメのオタクとかいたら聞いてみるといいと思います。