「ここひろ」とは?~在宅でもわかるアイドル・声優現場用語入門~

在宅でもわかるアイドル・声優現場用語入門

ここひろ、心が広い
オタクたち

アイドル現場は楽しいけど難しい用語が多いな…
ここひろってなに?

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音質派

まずは自分と違う考えを受け入れること

お前は誰だ?
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音質派

オタク歴X年。
喜多村英梨在宅ガチ恋として声豚化し、WUGで現場デビュー。
そこでotkw化するも、ひょんなことからアース・スター ドリームと出会いピンチケになる。そんな中イキリオタク特有の承認欲求が爆発し「音質派のブログ」を開設。mix解説記事が話題になり、コロナ前は月間10万PVに到達したが今となっては風の中のすばる
現在は地下アイドル現場でジョセイセイユを求めさまよい続けている。

「ここひろ」とは?

「心が広い」や「心が広い人向けの現場」の略称です。

「ここひろ」の誕生と意味:コロナ禍における隠語の進化

「ここひろ」という言葉は、コロナ禍という特殊な社会状況の中で生まれた隠語です。正式には「心が広い人向けの現場」の略称であり、その背景には当時の複雑な事情が潜んでいます。
コロナウイルスの感染拡大防止のため、多くのイベントや集会では声を出すことや、身体的接触を伴う行為が厳しく制限されていました。
特に、ライブやコンサートにおけるモッシュ、リフト、サーフといった観客参加型のパフォーマンスは、ほぼ全面的に禁止される状況でした。

しかし、一部のイベント主催者や参加者の中には、これらの行為を容認したいという思いがありました。
ただし、そのような意向を公然と表明することは、社会的な批判を招く恐れがありました。そこで考案されたのが「心が広い人向けの現場」という婉曲的な表現です。
この言葉を使うことで、規制が緩和されていることを暗に示し、同時に社会的な非難を回避することができました。

「ここひろ」はこの表現をさらに簡略化したものであり、知る人ぞ知る隠語として機能していったのです。

「ここひろ」の現代的意味と用法:コロナ後の文化における進化

コロナ禍が落ち着いた現在、「ここひろ」という言葉は新たな意味合いを帯びて使用されています。

特にアイドルや声優のイベントにおいて、この言葉は重要な役割を果たしています。これらの分野では、もともとリフトやモッシュ、ダイブといった観客参加型のパフォーマンスが禁止されていることが多く、「ここひろ」は規制が緩い、あるいは規制がない現場を指す言葉として定着しました。

「ここひろ」の使用は単なる規制の有無を示すだけでなく、「心が広い」という意味合いで使用する、現代では一般的です。

対義語

規制が厳しい、あるいは参加者の自由度が低いイベント、純粋に「心が狭い人」を指して「ここせま」という対義語も生まれました。

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オタク歴X年。
喜多村英梨在宅ガチ恋として声豚化し、WUGで現場デビュー。
そこでotkw化するも、ひょんなことからアース・スター ドリームと出会いピンチケになる。そんな中イキリオタク特有の承認欲求が爆発し「音質派のブログ」を開設。mix解説記事が話題になり、コロナ前は月間10万PVに到達したが今となっては風の中のすばる
現在は地下アイドル現場でジョセイセイユを求めさまよい続けている。